お気に入りのスニーカーが廃盤になったことをきっかけに、使い捨てず、修理して使い続けられる革製品に興味を持ちました。手入れをしながら長く履き続けられる革靴の魅力に取り憑かれて15年以上が経ちました。日々のお手入れの楽しさに目覚め、丁寧に付き合う心地よさを知り、生活の質が上がったと感じています。このカテゴリーでは、革製品のある暮らしの良さやメンテナンス方法を紹介しています。
スーツスタイルに慣れてきたところで、通勤で使っているリュックが気になってきました。内勤なので、特に指定がなく、アウトドアなリュックでもOK。お弁当や本、PCを持ち運ぶとどうしても大きくなる。雨の日も考えるとやっぱりアウトドアリュックが最適解でした。しかし、スーツと私服、ともにアウトドア寄りではない好みになり、リュックを新調したくなりました。
革でサステイナブルに生活する

安くない買い物なので、かなり迷いました。そもそも買うのか、買わないのか。今使っているリュックで十分ではないか。と思考が巡り、実際の店舗に合計7回通い、試着、いつも背負っている荷物がすべて入るか、確認をしました。結局、すべての問題が解消され、購入することになりました。
物欲は減ったにもかかわらず、なぜか惹かれる
正直言うと、年々物欲が減っています。そもそも、自分のためにお金を使うよりも、夫婦で楽しめることを重視するようなりました。昔のように、自分のご褒美として買うことで高揚感を得るとは少し違う感覚。今回のリュックに関しては、単なる物欲ではなく、必要なものと理解していたのだと思います。仕事に必要かつ、私生活でも使うデザインだったため購入。
最初は革のリュックを「自分に本当に必要か?」と疑問に思いましたが、何度も店舗に通い、実際に背負ってみて、使い勝手やデザイン、サイズ感が理想通りで、納得できました。高額な投資でしたが、長く使い続けられると実感したことで、購入の決断ができました。
使い捨てではない、長く使えるものに価値を感じる
15年前、革の魅力に取り憑かれたときから、私の中にある重要な価値観が「永く使えるかどうか」です。買い替えが前提の消耗品ではなく、メンテナンスをしながら使い続けることで愛着が湧く物に魅力を感じています。月に何度かの手入れを行えば、10年以上は利用できるであろうレザーリュック。決めては背負って見た時の軽さとフィット感でした。使い勝手を熟考し、洗礼されたはずのアウトドアリュックを越えるフィット感と軽さでした。
メンテナンスのことは何も考えずに使えるアウトドアリュックも楽でいいのですが、机の上でメンテナンスをしている生活をイメージし、大切に使えば、長く付き合えるものを選ぶようになったことで、より理想の生活になると確信しました。
新しく革製品を購入してから感じたこと
新しい革製品との付き合いが始まる、この感覚は毎回背筋が伸びる思いです。それは、これからの変化を楽しみにする心と、1つの物を所有した責任感を感じます。手入れを通して、製品になる前は1つの命だったと感じることができる。ケアを怠れば、パサパサになり、あっという間にボロボロに。大切に扱えば、いつまでもみずみずしく、生き生きと、生活を助けてくれる道具以上の存在になる。
使い込めば、自分にフィットした相棒のような存在になる。革の魅力に気づいていない人に、語りたくなる。
さいごに

いかがだったでしょうか?
これからは、革製品のメンテナンス方法についてもまとめたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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